わたしは安らかであったのに、 彼はわたしを切り裂き、 首を捕えて、わたしを打ち砕き、 わたしを立てて的とされた。
人を監視される者よ、わたしが罪を犯したとて、 あなたに何をなしえようか。 なにゆえ、わたしをあなたの的とし、 わたしをあなたの重荷とされるのか。
それでもあなたは山犬の住む所でわれらを砕き、 暗やみをもってわれらをおおわれました。
彼らは、わたしのいのちを救うために、自分の首をさえ差し出してくれたのである。彼らに対しては、わたしだけではなく、異邦人のすべての教会も、感謝している。
またその石の上に落ちる者は打ち砕かれ、それがだれかの上に落ちかかるなら、その人はこなみじんにされるであろう」。
彼らがあなたを手にとる時、あなたは折れ、彼らの肩はことごとく裂ける。彼らがまたあなたに寄りかかる時、あなたは破れ、彼らの腰をことごとく震えさせる。
あの時には、彼のともしびがわたしの頭の上に輝き、 彼の光によってわたしは暗やみを歩んだ。
盾の厚い面をもって強情に、 彼にはせ向かうからだ。
彼は大風をもってわたしを撃ち砕き、 ゆえなく、わたしに多くの傷を負わせ、
わたしは海であるのか、龍であるのか、 あなたはわたしの上に見張りを置かれる。
ししのほえる声、たけきししの声はともにやみ、 若きししのきばは折られ、
わたしは安らかでなく、またおだやかでない。 わたしは休みを得ない、ただ悩みのみが来る」。
神はわたしをよこしまな者に渡し、 悪人の手に投げいれられる。
全能者の矢が、わたしのうちにあり、 わたしの霊はその毒を飲み、 神の恐るべき軍勢が、わたしを襲い攻めている。
神はわたしの心を弱くされた。 全能者はわたしを恐れさせられた。